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フィリピン航空、A350のオプション契約の行使を検討 追加でA350-1000の導入も視野

フィリピン航空は、B777-300ER型機の後続機としてA350の追加導入を、オプション契約を行使して導入する事を検討していることが明らかになりました。

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フィリピン航空は、2016年にA350-900型機を6機確定発注し、6機をオプションとする契約をエアバス社と結んでいましたがこれを行使することを検討しています。同社は既に確定発注分の5機を受領しており、残る1機も近日受領する予定となっています。

フィリピン航空のJaime Bautista社長兼最高執行責任者は、昨年オプション契約で導入する機体をA350-1000型機とすることについて言及していることから機材選定にも注目が集まります。

現在のフィリピン航空が所有する10機のB777型機は2機が機齢10年に近づいており、残る7機は機齢7年未満となっています。

同社は2020年までにスカイトラックス社からの認定が5スターエアラインとなることを目指しているとし、今後はシアトル・パリ・ローマなどの長距離路線を検討しており、スカイチームへの加盟へ向けた準備を進めている可能性が高いと推測されています。
参考記事:ch-aviation
画像引用:Philippine Airlines

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