トルコ・イスタンブールのアタテュルク空港から新空港への移転作業が完了し、本格的運用が開始されました。
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昨年10月から部分開業していた新空港ですが、今回のタイミングでターキッシュエアラインズが移転したことから本格的な運用が開始されます。移転に際しては、一定時間新旧の空港を共に閉鎖するなど、慎重な移転が計画が功を奏したのか混乱もなく移転が完了となりました。
アタテュルク空港が使用していたIATAコードの『IST』が新イスタンブール空港に引き継がれており、アタテュルク空港は、貨物・プライベート機の空港として『ISL』が付与されます。
また、当面の間安全を考慮し運航便数に制限をかけるため、欠航便が発生する見込みです。※ターキッシュエアラインズは4月5日から20日にかけて一部便を欠航することを発表していますので、利用予定の方は注意が必要です。
今後は段階的な拡張が予定されており、2028年までには現状の2本から6本まで増設される計画で年間旅客処理能力は2億人となる計画で、利用客数においてドバイを上回ることを当面の目標としています。
また、トルコ経済を牽引することも期待されており、国をあげたプロジェクトとなっています。
今年は中国の北京大興空港の開港も予定されており、多くの国が重要インフラとして積極的に空港への投資を加速させています。
画像引用:IGA
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