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ユナイテッド航空、B757の後続機としてA321XLR導入を検討

ユナイテッド航空は、エアバス社が今後開発を進めるとされる、A321XLRを導入することを検討していることを同社社長のScott Kirby氏が明らかにしたことがわかりました。

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ユナイテッド航空は、2020年代半ばに30機~40機の中型機(B757・B767)の更新時期を迎えるとされ後続機の選定をしている段階で、現状ではまだ導入機種は決定はしていません。

エアバス社はA321LRの航続距離を更に延長したA321XLR(Xtra-Long Range)の開発を検討しているとされ、飛行時間は10時間以上となることが予想されています。なお、同機の開発の発表は2019年6月17日から6月23日に開催されるパリエアショーにて発表されることが噂されています。
一方ボーイングは、NMA(New Midsize Airplane・非公式名B797)のプログラム発表が、2020年に延期となることを明らかにしていますが、B737MAXのトラブルの影響で遅れが出る心配もされています。

中型機(B757・B767)の後続機の選定として、ライバルのアメリカン航空は、B767の後続機としてB787-8を選定しましたがB757の後続機を現在も選定中としています。デルタ航空は、B767の一部後続機をA330-900としましたが大部分のB767・B757の後続機は現在も選定中となっています。

今後需要が見込まれるとされる中型機市場で各社がどのような判断をするのかや、メーカー側もどのような機体を製造していくのかが今後大いに注目されます。
参考記事:Flight Global
画像引用:United Airlines

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