アメリカのLCCジェットブルーは、2021年にニューヨークとボストンからロンドン線を開設することを正式発表しました。
スポンサーリンク
同社のRobin Hayes CEOは、は今年はじめに従業員向けの新年のメッセージカードに大西洋路線へ進出することを記しており、計画が進んでいることが明らかになっていました。
Robin Hayes CEOは、他社が運航する大西洋路線のビジネスクラスの運賃は法外との見解を以前述べており、今回の発表でも驚く運賃を提供できるとしています。
同路線には、従来のナロボディー機のビジネスクラスの配置とは異なる仕様を採用し、ワイドボディ機並みの快適性を実現したとする、ビジネスクラス『Mint』が搭載されたA321LRでの運航となります。
スポンサーリンク
前方から2-1-2-1-2と配列がありますが、ドアがある1の席でも料金は変わらず、プライベート空間が確保された人気の席となっています。
ジェットブルーは2016年にA321ceo15機とA321neo15機を発注しており、A321neoをA321LRへ変更できるオプション契約を結んおり今後13機をA321LRとして受領する予定です。
画像引用:JetBlue
ロンドンの就航空港は、まだ選定中とされていますがスロットの確保の難しさや金額などの面から、比較的低コストで済む、ガトウィック空港が有力と現地のアナリスト分析しています。
ジェットブルーは今後も欧州の就航地を増やしていくと予想されており、大西洋路線では、更に激しい競争となりそうです。
日本でもジェットスタージャパンとピーチがA321LRを導入し中長距離線に進出する計画で、同機だからこそ開設できる路線が今後増えていくことが期待されています。
スポンサーリンク