2020年半ばにMRJのローンチカスタマーであるANAへの初号機納入を目指す三菱航空機は、設計変更後初の試験機となる機体が6月末までに完成する見通しであることを明らかにしました。
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設計変更は、より安全性を高めるために配線などが見直されたものとなります。
設計変更後の機体は、現在2機が製造中となっており1機が6月末までに完成する見込みであることから、県営名古屋空港で試験飛行後に、9月までにアメリカでの拠点となっているモーゼスレイクへフェリーし、試験プログラムに参加する予定となっています。
現在MRJはアメリカで型式証明取得へ向け、試験飛行を続けていますが正式な型式証明取得には設計変更後の機体が必要となる事から開発が急がれます。
なお、現状では納入時期に変更はないとしています。
画像引用:三菱航空機
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