エアアジアグループは、ベトナムでの新会社設立へ向けた現地パートナーとの契約を解消したことを発表しました。今回が新会社設立へ向けた3度目の試みでしたが、失敗に終わることになります。
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エアアジアグループは、現地パートナーであるGumin Company、Hai Au Aviation Joint Stock Companyとの合弁会社設立の契約を解消することを発表しましたが、引き続きベトナム市場には興味があることに言及しています。
今年8月にも就航を計画しており、昨年12月にはVu Duc Damベトナム副総理とLe Quang Tung文化スポーツ観光大臣の前にて、現地パートナーと合弁会社を設立する事を再確認するという内容で覚書が締結されていました。
今回契約が解消に至った経緯は明らかにされていませんが、予てからベトナム政府が外資エアラインの参入に否定的であることが影響したとの指摘もあります。
なお、ベトナムでは新たに新会社設立の動きがあります。※下の記事参照
昨年は中国での合弁会社設立を断念し、ミャンマーでの合弁会社設立も一時中止となっておりグループの拡大計画は予定通り進んでいないことが推測されます。
なおエアアジアグループは今後3年は新しい合弁会社を設立する予定はないとしており、既存事業に専念することを今年1月に明らかにしています。
参考記事:The edge markets
画像引用:Airasia
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