FSC 航空ニュース

香港航空、事業縮小で自社パイロットに他社への移籍を提案

経営難が指摘されている香港航空は、事業縮小を図るために自社のパイロットに移籍を提案していることが明らかになったとaeronauticsが報じました。

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香港航空もA330、A350の納入遅れ(リース料未納)によりパイロットの余剰が発生していることを認めているほか、同社はワイドボディ機を削減するという計画であると予想されています。

香港航空には626人のパイロットが所属しているとされていますが、既に57名の移籍が決定しているようで、一番人気は天津航空で21名、次いでエミレーツ航空で13名、最後に香港エクスプレスで10名となっているようです。
エミレーツ航空は以前からパイロット不足が深刻化しているとされ、今回受け入れるパイロットはA380を操縦することが予定されているようです。

現在香港航空は経営難に加え、取締役のポストを巡り、香港航空側と親会社であるHNAグループとの間で対立している状態であることが明らかになっており、今後の雲行きは更に怪しくなっています。
画像引用:Hongkong Airlines

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