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アリタリア航空の再建計画の提出が5月まで延期

2017年5月に事実上2度目の経営破綻をしたイタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空ですが、4月30日までとされていたアリタリア航空再建案の提出期限が5月まで延期される見込みであることが明らかになりました。

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アリタリア航空再建をめぐっては、イタリアの旧国鉄となるイタリア鉄道(Ferrovie dello Stato)がアンカー投資家となりデルタ航空、イージージェットの3社で、経営再建を図ることが最有力案とされていましたが、3月中旬にイージージェットが再建計画から撤退すること発表し、再び案が練り直されています。

現状新たな出資者を募っている状態で、様々な地元企業の名前も挙がっていますが計画案がまとまっていないことから5月中旬まで延期される見込みとされています。なお欧州議会選の影響から5月末まで延期されるとの見方もあります。

アリタリア航空の再建は、政権が清算を避け大規模なリストラを実施せずにアリタリアを売却・再建する方針としていることから、再建計画が難航し本日まで再建へ向けた行動に移せていない状態となっています。
参考記事:ECONOMIA
画像引用:Alitalia

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