FSC 航空ニュース

アシアナ航空、希望退職者の募集を開始

アシアナ航空は、社内ネットワークを通じて希望退職者を募っていることが明らかになりました。

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先日アシアナ航空の売却が決まり、年内の売却へ向け業績改善のため路線再編などの調整を行い組織を縮小化する方針を示していますが、無給休職者の募集に続き希望退職者を募っているようです。

先月29日には安全に直結しないパイロット・整備士・客室乗務員を除いた一般職職員を対象に無給休職の申請を受けることに決めており、今回の希望退職でも同様の職種からの募集となり、退職者には慰労金と子供の学業支援金が用意されるようです。

慰労金は2年分の給料が支払われ、最大2年の学業支援金(全額)が支払われる予定で、退職者には外部機関を通じ、転職を支援する窓口を用意する予定となっています。

アシアナ航空は10月目途に売却先候補を絞り、年内にも売却手続きの完了を目指しています。
同社の売却先として有力視されているのはSKグループやハンファグループの2社で、そのほかCJグループ、チェジュ航空の愛敬グループ、ロッテ、新規参入が決定している(現在問題発生中※下記事参照)エアロケイなどが候補となっていますが、今のところ公に買収することを表明している企業はありません。
また、アシアナ航空本体と傘下のエアソウル、エアプサンが分離売却されるかも注目される点となっており、分離となった場合はFSC,LCCともに大きく業界が再編となる可能性があります。
参考記事:MK
画像引用:Asiana Airlines

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アシアナ航空の売却先は10月頃に判明し、手続きは早ければ年内に完了へ

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