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アエロフロートロシア航空のスホーイ機、緊急着陸を試みるも炎上【追記あり】

現地時間5月5日アエロフロートロシア航空のSU1492便(乗員乗客78名)、モスクワ/シェレメーチエヴォ発ムルマンスク行きが離陸直後緊急事態を宣言し、出発空港に引き返しましたが、着陸時に炎上し多数の負傷者が出ています。※情報が錯綜していますが最新情報では現地メディアによると41名の犠牲者と報道しています。

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同便は定刻17:50にシェレメーチエヴォ空港を出発しましたが離陸後すぐに緊急事態を宣言し、同空港へ引き返しました。着陸時は炎上しながらの着陸となり、停止後は前方の非常口より避難する様子が現地の映像からみてとれます。

事故機は、2017年にロシアのスホーイ社が製造したスホーイ・スーパージェット100となりレジ番号は、RA-89098となります。

なお機長は、離陸直後にエンジンが被雷しエンジンが炎上したことから緊急着陸を行ったと捜査当局へ話しているとの報道があります。
その後の別角度の映像からは、着陸時には炎上している様子はなく前輪から接地しバウンドし、2回目の接地において左エンジンから接地した衝撃で炎上した様子がみてとれます。
事故機の動きからは、2009年に成田空港で起きたフェデックス社のMD-11型機の事故に似た特徴があります。

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