2017年5月に事実上2度目の経営破綻をしたイタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空ですが、4月30日までとされていたアリタリア航空再建案の提出期限が過ぎましたが、イタリア政府より正式に新たな期限として6月15日とすることが発表されました。
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アリタリア航空再建をめぐっては、イタリアの旧国鉄となるイタリア鉄道(Ferrovie dello Stato)がアンカー投資家となりデルタ航空、イージージェットの3社で、経営再建を図ることが最有力案とされていましたが、3月中旬にイージージェットが再建計画から撤退すること発表し、再び案が練り直されています。
アリタリア航空の入札額は、約11億$といわれており、上記2社でも出資額が足りないことから更なる投資家が必要とされています。同社の再建は、政権が清算を避け大規模なリストラを実施せずにアリタリアを売却・再建する方針としていることが足枷になっているとの指摘もあります。
参考記事:Governo Italiano
画像引用:Alitalia
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