エバー航空の客室乗務員の一部が加入する労働組合は、待遇改善を求めた労使交渉において会社側と決裂し、ストライキ実施の可否を問う投票を5月に行うことを発表していますが、会社側がストライキ参加者にはボーナスなどを支給しない方針であることを通告しました。
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同組合は、会社側に給与の増額、深夜便などによる疲労を考慮した勤務スケジュールに改善すること、ステイ先での手当の増額などを要求しており、具体的には台北~成田・羽田・北京・プノンペン線は1泊のステイ路線とすることなどを要求しています。(現在は原則当日折り返し乗務)
投票は5月3日~6月6日の期間で行われる予定となっており、6月6日に開票される予定となっています。
現在エバー航空側は、ストライキ参加者に対し、年末のボーナスの支給・昇給・従業員割引・自社便の無料航空券の利用などを一時停止する通告をしたことが明らかになっています。
なお、同組合は会社側の通告に対し、労働者の権利を侵害しており法令に違反している抗議しています。
今後どのような展開となるのか予測がついておらず6月以降の利用者は、注意が必要となる可能性があります。
参考記事:Taiwan news focustaiwan
画像引用:EVA AIR
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