ボーイングが開発中の次世代航空機B777Xの飛行試験機1号機の初飛行は、当初のスケジュールよりも遅れ、2019年6月下旬を予定していることがわかりました。
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当初のスケジュールでは、来月開催されるパリ航空ショーでの飛行も予定されていましたが、B737MAXの運航停止措置などもあり、実現しないことが明らかになっています。
現在のところは、6月下旬を予定しているとしており、パリ航空ショーと同時期(6月17日~23日)にも飛行試験を行う可能性もあるようです。
ボーイングCEOのDennis Muilenburg氏は、B737MAXのシステムの変更によりB777XやB797(NMA)に与える影響について、大きな影響はなく当初の予定から変更する箇所は見当たらないとしながらも、テストプログラムの内容や認定方法は変更する可能性があるとしています。
現在のところ納入時期に変更はなく、2020年第2四半期に777-9初号機がエミレーツ航空(一部報道ではルフトハンザ)へ納入される予定となっています。なお最初のオペレーターはカタール航空が希望しているという報道もあり今後変更となる可能性があります。
参考記事:Reuters
画像引用:Boeing
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ボーイングCEO、B737MAXによるB777X・B797への影響はないと明言 B797は開発決定となれば2025年に納入へ
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