運航停止が続くB737MAXに関し、ボーイングは同機のオペレーターであるインドのLCCスパイスジェットへ7月にも運航再開となる予定であることを伝えていたことが明らかになったとBloombergが報じました。
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スパイスジェットのKiran Koteshwar CFOが明らかにしたもので、ボーイングからは6月末から7月中と聞いているが我々は7月と想定しているとし、ボーイングは多くの航空アナリストの予想よりも早い運航再開予定時期を伝えているようです。
しかしながら各国の航空当局は独自の審査を行い、同機の安全性を慎重に審査する方針であることから世界的な運航再開の目途はたっていないのが現状です。
ボーイングの運航停止措置をめぐっては中国系エアラインなどが損害賠償を求めているほか、アイスランド航空では同型機のパイロットと45名と契約を解除するなど多方面に影響が広がっています。なお、スパイスジェットも補償に関して協議を開始しているとしています。
画像引用:Boeing
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