ハワイアン航空は、アメリカ運輸省(DOT)の羽田枠の暫定配分をめぐり異議の申し立てを行い、自社へ追加の発着枠を配分するよう求めました。
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画像引用:DOT
同社は、東京-ハワイ市場が東京-ロサンゼルス市場よりも大きいことを指摘し、既に複数便ロサンゼルス線が運航されていることから暫定配分された枠は必要ないとし、ホノルル線に配分されるべきと主張しています。また、ロサンゼルス線からホノルル線に再配分された際は、JALとの共同事業による効果を期待できることから、同じくホノルル線を申請しているデルタ航空ではなく、自社に配分されるべきとしています。
そのほか、これまでのDOTの配分方法にも言及し、キャリアの規模において配分される傾向がある制度を是正するためにも、ハワイアン航空への枠の配分が必要という意見を提出し、暫定配分でユナイテッド航空とアメリカン航空に配分されたロサンゼルス線のうち、1枠は自社のホノルル線が妥当としています。
ハワイアン航空は羽田枠の申請で羽田~ホノルル線を3往復申請していましたが、暫定配分では1往復の配分となっていました。
なおアメリカ運輸省は、2019年6月10日まで暫定配分に関する異議申し立てを受け付けています。
画像引用:Hawaiian Airlines
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