2019年4月17日より全便の運航を停止しているインド大手エアラインのジェットエアウェイズの再建を主導している銀行団は、破産申し立ての手続きを開始することを発表しました。
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債権者である銀行団は、再建に向けスポンサー企業を募集しましたが当初入札の意向を示していたデルタ航空やエアカナダは入札せず、既に既存株主であるエティハド航空(24%保有)が追加出資する予定で入札する形となりました。
しかしながら、エティハド航空は銀行側に返済額を80%削減することを求めたことや、エティハド航空は外資規制(外資上限49%)の対象となるため他の資本も受け入れる必要があるなどから計画が行き詰まり、銀行側はスポンサー企業による再建を断念し、破産手続きを開始する意向です。
今後裁判所が申し立てを受理すると、再建計画が練りなおされ、債権者となる銀行団はジェットエアウェイズに残された資産を売却することになります。
参考記事:Business Today
画像引用:Jetairways
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