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IAGグループ、B737MAXシリーズ200機を購入するLOIをボーイングと締結 B737MAXは運航停止後初の仮受注

IAGグループ(創設のブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドのエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがグループメンバー)は、B737MAXシリーズを合計200機購入するLOI(意向表明書)をボーイングと締結したことをパリ航空ショーで発表しました。

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購入する機体はB737MAX8と、B737MAX10の2機種ですが詳細な内訳は発表されていません。
今回の契約はカタログ価格ベースで240億ドルの取引となり、LOIが本契約に移行すると、初号機の受領は2023年を予定しており一部機材はブリティッシュエアウェイズでの運用が想定されています。

なお、B737MAXはエチオピア航空の事故後初の仮受注となり、ボーイングはIAGグループにB737MAXへの信頼と自信に感謝するとコメントしたほか、IAGグループWillie Walsh CEOは、今後利用者がB737MAXを素晴らしい航空機であると見なすようになるだろうとインタビューで答えています。

今後はMOU(基本合意書)を締結し、本契約へ移行する流れとなりますが、B737MAXの運航再開までの時間が長引けば取り消しとなる可能性もあります。

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