ブリティッシュエアウェイズは、既に生産の中止が発表されたA380を、中古市場より6機導入することを検討していることが明らかになりました。
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IAGグループCEOのWillie Walsh氏が明らかにしたもので、適正な価格で購入できれば最大6機を導入する可能性があることについて言及しています。
また、最大の問題は中古のA380の導入に際しての改修費としており、この問題が解決できればA380の保有機数が現在の12機から18機まで増える可能性があります。
2020年末には現在大西洋路線に投入しているB777-200が3機退役する予定となっており、機材更新を含めスロットが制限されているヒースロー空港での運用で同機を活用したい考えと推測されています。
カタール航空やルフトハンザドイツ航空は同機の運用を終える計画を明らかにしているほか、中古市場にはシンガポール航空やエミレーツ航空の同機が買い手を探している状態となっていますが、一部機材は既にスクラップ化されたりもしているのが現状で、中古市場でも人気がない機種となっています。
中古市場では唯一ポルトガルのハイフライが元シンガポール航空のA380を中古機として導入していますが、今後中古機としてブリティッシュエアウェイズが導入するかが注目されます。なお、同CEOはA380の生産中止決定以前からA380の追加導入を検討していることを明らかにしており継続的な検討事項となっているようです。
参考記事:aerotelegraph
画像引用:British Airways
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