韓国最大のLCCであるチェジュ航空は、主力機材のB737の一部機材へビジネスクラスに相当する座席を設け、2クラスでの運航を計画していることが明らかになりました。
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現在の計画では、現在保有する44機のB737のうち計2機~3機を改装し、試験的に一部中距離路線へ投入することが計画されています。なお座席配列は2-2で3列、計12席が予定されています。
投入路線は、今年7月に開設されるプサン~シンガポール線が予定されており、その後プサン発着のグアム・サイパン線に拡大させる計画です。また、シンガポール航空傘下のシルクエアーが5月から開設するプサン線が2クラス機材で運航することも計画に至った一因とされています。
今後は試験結果を考慮した上で、導入予定のB737MAXにも採用されるかが決定される見通しです。
通常LCCの運用においてナローボディ機は、1クラス制となるのが通例となっていますので今後どのような結果をもたらすかが注目されます。
また、チェジュ航空を傘下に収める愛敬(エギョン)グループは、アシアナ航空の有力買収候補となっていることから今後同グループには様々な面で注目が集まります。
参考記事:Blue Swan daily
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