機材 航空ニュース

エアバス、A320neoの生産体制を月産65機に増強へ

エアバスは、主力機種であるA320neoの生産体制を段階的に増強し2022年にも月産65機体制にする計画であることが明らかになりました。

スポンサーリンク

今年中旬にはA320ファミリーの月産数が60機を越え、2021年中旬には63機体制、2022年には65機体制とする計画です。また今後10年間では月産75機体制とする計画となっており、発注から受領まで6年以上かかる現状を改善したい狙いがあるのと同時に、売り上げを伸ばしたい考えのようです。
なお一ヵ月に生産される機体が2機増えるごとに、年間24機増となりカタログ価格で年間20億€の売上高が望めます。


画像引用:Airbus

エアバスが増産計画に着手しているのは、競合機のB737MAXの事故により、当初の予定よりも同機が受注を伸ばせず自社のA320ファミリーに需要が流れてくるとの予測の基に計画されているものと推測されています。

既にA320neoのエンジンサプライヤーであるCFMインターナショナルと増産計画において合意したことが報道されておおり、今後エアバスが同サイズの市場でどれだけボーイングからシェアを奪えるかが注目されます。
参考記事:LA TRIBUNE

スポンサーリンク

エアバス、A321XLRの開発を正式発表 東京からシドニーまで就航可能

エアバス、ベルーガXLを増機し2023年までに6機体制へ 既存ベルーガは転売も

エアバス、短距離向けのA330neoの派生型を提供へ 中距離向け新型機は不要

スポンサーリンク