英国個人情報保護当局は、昨年発覚したブリティッシュエアウェイズの個人情報流出の件で一般データ保護規則(GDPR)を基に約250億円の制裁金を課すことを検討していることを発表しました。
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昨年の発覚した個人情報流出は約50万人に影響があったとされ、名前・住所・カード情報・旅程・その他ログイン情報が不適切なセキュリティ対策のもので流出したとされています。
一般データ保護規則(GDPR)では最大で2000万ユーロまたは前会計期間の売上高の4%のうちの大きいほうの金額を制裁金として定めておりますが、今回のブリティッシュエアウェイズは売上高の1.5%で算出されており昨年5月の施行後最大の制裁金となります。
同社のAlex Cruz CEOは、驚きと失望したことを表明し、今後同局へ異議を申し立て必要な措置をとるとしています。
また、同社が問題発覚後迅速に対処したことや、現在のところ情報流出による被害が確認されていないことを主張し、金額に不満を示す形となっています。
参考記事:BBC
画像引用:Airbus
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