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EASA(欧州航空安全機関)、初期製造のA380の主翼に亀裂が生じていたことを発表し検査を指示

EASA(欧州航空安全機関)は、初期に製造されたエアバス社のA380型機の主翼に亀裂が発見されたことを発表し、対象航空会社へ検査をするよう指示したことことが明らかになりました。

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今回対象となっているのは、2004年~2006年に製造された合計25機で、修理を行わない場合は機体の安全性が低下することが指摘されています。
検査にあたっては、超音波検査をする必要があるとし、亀裂が見つかった際は速やかに航空局へ報告するよう指示しています。同型機の亀裂問題は2012年にも起きており、その際は約100億円の点検・修理費をエアバスが負担したとされています。

【対象の機体は以下の通り】
MSN0006~0023 MSN0025~0027・0029・0033・0034・0038・0040

ハイフライ航空1機・エミレーツ航空9機・シンガポール航空6機・カンタス航空6機・エールフランス航空2機・ルフトハンザドイツ航空1機
参考記事:Bloomberg
画像引用:Airbus

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