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ANA、10年ぶりにファースト・ビジネスに新シートを導入 ビジネスもドア付個室シートを採用し進行方向に対し逆向きのシートも設置

ANAは、約10年ぶりにファーストクラスとビジネスクラスに新シートを導入することを発表しました。新シート搭載のB777-300ERは2019年8月2日より羽田~ロンドン線に投入される予定となっています。

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ファーストクラス・ビジネスクラスに約10年ぶりに導入する新シートは、両クラスともにドア付の個室型ワイドシートでプライベート空間に加え、これまでにない広さと寝心地を実現し、最上級のくつろぎ空間となっています。また、機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4K対応のモニターを導入します。

【ファーストクラス「THE Suite」】

画像引用:ANA
ANAとして最大となる広さを実現したドア付個室型シートです。43インチの大型モニター(現行:23インチ)を装着し機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4KならびにフルHD画質にて機内番組を視聴できるようになっています。また、中央席のみ可動式パーティションによってペア利用にも対応しています。

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【ビジネスクラス「THE Room」】


画像引用:ANA
新ビジネスクラスシート“THE Room”は、全席通路アクセスというこれまでのシートの良さを残しつつ、ビジネスクラスとしてはANA初となるドア付個室型シートとなります。進行方向と逆向きのシートと前後の向きを互い違いに配列することで、世界最大級の居住空間を実現し、最大幅は現行シートの約2倍となっています。
24インチの大型モニター(現行17インチ)を装着し機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4KならびにフルHD画質にて機内番組を視聴できます。
また、中央席のみ可動式パーティションによってペア利用にも対応しています。

【機内設備】

画像引用:ANA
搭乗した瞬間から日本らしさとともにANAのおもてなしを感じられるように、乗客を迎えるエントランスやバーカウンターの機能を充実させたとしています。
ビジネスクラスには、乗客自身でワインやその他の飲み物などを取ることができる冷蔵機能を備えたバーカウンターを設置しています。


画像引用:ANA

今回の新シート搭載のB777-300ER12(212席仕様)は、2019年8月2日より東京(羽田)-ロンドン線(NH211便/NH212便)にて運航開始予定で、デイリー(毎日)運航は8月末から9月上旬ごろの開始を予定しており、それまでの間は隔日(8月は偶数日、9月は奇数日)に運航する計画です。

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