キャセイパシフィック航空は、年内にも香港エクスプレスの買収手続きを完了させる計画ですが、香港エクスプレス新CEOにキャセイパシフィック航空のRonald Lam氏が就任することが明らかになりました。
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当初、LCCの運営に携わった経験のある人物が新CEOとして就任することが予想されていましたが、親会社から人材が派遣されることになります。
新CEOに就任するRonald Lam氏は、キャセイパシフィック航空のコマース&貨物取締役を務める人物で、旅客収入の管理や路線計画などを担当している人物になります。
香港エクスプレスの売却をめぐっては、現会長のZhong Guosong氏がキャセイパシフィック航空への売却に反対し、訴訟を起こす構えを見せ手続きに時間を要することも予想されていましたが、この問題も解決されたことから年内までにキャセイパシフィック航空による香港エクスプレスの買収が完了する見込みです。
香港エクスプレスは、創業から日本線を重点的に開設し、今後開設を予定する那覇線で日本路線の便数がキャセイパシフィック航空を抜く見通しですが、新CEOの就任で今後の戦略に変化がみられるのか注目されます。
参考記事:South China Morning Post
画像引用:HK Express
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