アメリカのLCCジェットブルーは、エアバスのA321neoの納入遅れにより来年の事業成長計画を下方修正したことを明らかにし、エアバスに対し失望したとコメントしています。
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当初ジェットブルーは、年内にA321neoを13機受領する予定となっていましたが、現在のところ最大で6機の受領となる見通しであることを同社CFOのSteve Priest氏が明らかにしています。
また機材の納入遅れから、事業計画を下方修正し、成長率はLCCとして低い3%~5%になる見込みで、古い機材を使うことでコストの上昇が懸念されるとしています。
先日のパリ航空ショーにおいては、IAGグループCEOのWillie Walsh氏はエアバスに発注しているA320neoの納入遅れ(平均70日遅れ)による不満が原因で、B737MAXを200機購入するLOI(意向表明書)をボーイングと締結しており、エアバスも主力機で顧客の期待に応えられていないのが現状となっています。
現在発生しているエアバスの納入遅れは、機内の内装のオプションとなるエアバスキャビンフレックス(ACF)が影響しているとされ、通常よりも手間のかかる非常口の設置工程に時間を要しているようです。
参考記事:Bloomberg
画像引用:JetBlue
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