ベトナムの新興エアラインのバンブーエアウェイズは、2020年末までにベトナムからアメリカ西海岸までの直行便を開設する方針を固めたことが明らかになりました。
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『ベトナム-アメリカ間の直行便の実現』と題したセミナーにおいて、同社CEOのTrinh Van Quyet氏が明らかにしたもので、アメリカ路線開設へ向け意気込み語りました。
既にベトナム航空が開設の意向を示し、収益化までは時間を要する見込みであるとしていますが、バンブーエアウェイズは早期に収益化できると踏んでいるようです。※アメリカ連邦航空局(FAA)が今年2月にベトナム航空当局に対し国連のICAO(国際民間航空機関)の安全基準を満たす『カテゴリー1』に認定 これによりベトナム籍の航空機の就航が可能となった。
今後導入予定のB787-9型機でサンフランシスコ線を開設したと仮定して、往復1,300USドルを想定しているとし、JALが日本からアメリカまで1,600ドル、キャセイパシフィック航空が香港からアメリカまで1,300ドルであることを考えると競争力のある価格を提供することがきるとしています。なお、A350を導入すれば1,100ドルまで料金を下げることが可能としています。
また、人口が少ない東南アジアのシンガポールからの路線が成立していることから、人口が多いベトナムでも収益化は可能としています。
同社はこれまで、リースでA380を導入しアメリカ線を開設する考えを明らかにするなど路線開設に強い意欲を示しており、現時点ではベトナム航空よりも先にアメリカまでの直行便を開設する可能性が高いとの指摘があります。
急成長を描く新興エアラインのバンブーエアウェイズですが、今後どこまで急成長していけるのか注目が集まります。
参考記事:VNEXPRESS saigon times
画像引用:Bamboo Airways
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