インドのデリーに拠点を置くビスタラは、2020年前半にも成田/東京~デリー線にB787-9型機で就航する計画であることを同社CEOのLeslie Thng 氏が明らかにしました。※B787がデリーベースで使用される見込みであることからデリーとしています。
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現在同社は6機のB787-9型機を発注しており、2020年3月に初号機を受領し、4月に2号機を受領する予定としています。
今回計画されているのは、長距離国際線の第1期として計画されているもので、東京以外にもロンドン/ヒースロー線の開設が計画されています。また、第2期としてはアメリカ・オーストラリア路線を視野に入れていることが明らかにされてます。
路線開設にあたっては、コードシェアパートナーシップを結んでいる相手国に優先的に就航する計画としており、JALは今年の2月28日からコードシェアを実施し、今後マイル提携も計画しています。
ビスタラは今月6日に初の国際線となるデリー~シンガポールに就航しており、今後国際線を急速に拡大させる計画で、今月末までにムンバイ~ドバイ、デリー~バンコク線が開設される予定です。
日本~インド線においては、2019年10月27日よりANAが成田~チェンナイ線を週3便で開設するほか、JALが2020年度夏期ダイヤまでに、成田~ベンガルール(バンガロール)線を開設する予定としており、今後両国間の運航便数が拡大していく見込みとなっています。
なお今回のLeslie Thng CEOはインドの出発地及び東京の就航空港を明確にしていませんが、東京は現実的に考え成田が有力で、インド側はこれまでのところB787がデリーベースで配備される見込みであることから上記路線としています。JALとビスタラは今後コードシェア路線を増やす計画としていることから、既にJALが運航しているデリー線でコードシェアを実施し、第2拠点のムンバイ~成田線とする事も可能性として少なからずあります。
参考記事:The hindu
画像引用: Vistara
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日本航空JAL、2019年2月28日よりVISTARA(ビスタラ)が運航するインド国内線の一部の路線でコードシェアを開始
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