2020年の東京オリンピックの開催を機に首都圏の空においては、羽田空港の発着枠増加により路線再編が進んでおり、デルタ航空の成田空港撤退やユナイテッド航空の成田から羽田への一部路線の移管など連日大きな話題を呼んでいます。※一部リリース時から内容を追加しています
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羽田空港の発着枠は限りがあるため、今月中にも見込まれている残りのスロット配分をもって再び発着枠の上限に達することになります。
今回は、羽田空港の発着枠拡大により、大きな影響を受けるとされ、今後の首都圏の航空需要の受け入れ先となる成田空港の来年にも新規就航・再就航を計画しているエアラインをおさらいしたいと思います。
※一部エアラインは、公式発表はないものの就航情報が報道され、成田へ乗り入れが期待されるエアラインになります。
【エルアル航空】※3月の就航を正式発表済 一部報道では2020年3月12日就航との情報あり
【ジップエア】2020年5月からバンコク、7月からのソウル線開設予定 なお、昨今の日韓関係に悪化によるソウル線への影響が心配されるものの、同社より事業計画変更のアナウンスは現在のところなし
【ネパール航空】今月末にも関西~カトマンズ線に新規就航を計画しているものの、成田への就航も計画しているとされており、今秋には成田へのチャーター便を計画。既に成田のスロットを確保しているとされ、これまでの流れからいくと2020年にも路線開設に至る可能性があります。
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【チェコ航空】2020年にも就航を計画している情報があり、日本・チェコ政府間でのやり取りからの情報であることから実現に至る可能性があります。
【ビーマンバングラデシュ航空】早ければ2019年12月にも就航との情報があり、実現すれば13年振りの日本への乗り入れとなります。
【ビスタラ】ジェットエアウェイズの運航停止後、国際線を運航する二番手のエアラインとして期待されており、タタグループとシンガポール航空共同出資の航空会社であることから経営基盤は安定しておりサービスにも定評があります。
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【ウラル航空】A320neo、A321neoの導入により成田への就航が噂されています。就航時期には触れられていませんが、機材の受領スケジュールから考えると早ければ2020年の就航の可能性があります。
【スターラックス航空】エバー航空が元会長が手掛ける新興エアラインの同社は、2020年初旬にも運航を開始し、日本各への路線申請が行われており予てから成田への就航には言及していることから、早期乗り入れが期待されています。
【ウエストジェット】早ければ2019年にも就航との情報があった同社ですが、初期導入のB787を大西洋路線へ投入しており、日本への乗り入れは延期された格好となっています。しかしながら機内エンターテイメントは日本語対応となっていることから依然として就航を視野に入れているものと考えられ、B787の2020年受領分にて就航となる可能性があります。
【アゼルバイジャン航空】2019年にも就航との情報があった同社ですが、一時の報道以降音沙汰が無くなってしまい現在のところ就航は見通せない状況となっています。ただ同社もB737MAXの影響を受けているエアラインの一つであることことか、事態終息後に新たな事業計画が発表される可能性があります。
【韓国新LCC3社(フライカンウォン・エアプレミア・エアロケイ)】当初2020年にも就航する計画となっていましたが、日韓関係の悪化により事業見直しが行われているとされています。
なお、ドゥルックエアの就航の噂もありますが、当サイトでは情報源が掴めなかったことから記載していません。そのほか就航年度が未定なものの、就航計画があるエアラインは成田空港のまとめ記事よりご参照ください。
上記エアラインから今後いくつのエアラインが就航に至るのかは不明ですが、羽田空港の発着枠拡大後も、羽田・成田の両空港で首都圏の路線網が拡大していくことが期待されます。
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