国土交通省は、2020年の羽田の増枠分のスロット配分において、ANAへ13.5枠、JALへ11.5枠を配分する方向で最終調整を行っていると日本経済新聞が報じました。
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日本航空は経営破綻後、公的支援で再生したことからこれまで羽田の国際線のスロット配分においては、ANAを優遇する傾斜配分が続いていましたが、今回も傾斜配分となる見込みです。
2020年3月29日から運用を開始する都心上空飛行ルートの採用により、羽田空港の国際線発着枠は50往復分増え、アメリカ便においては24往復分配分することが決まっており、既にアメリカ側の運航エアラインへのスロット配分(12往復分)は最終決定しています。
今後はアメリカ線の日本側の12往復分と、残りの26往復分の調整が行われることになり、各国航空当局と今月に調整を行い9月にも最終決定内容が発表される見込みとなっています。
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