国土交通省は、羽田空港国内線の発着枠の配分の見直しを行った結果、各社から発着枠を回収し再配分を行い以下の増減となったことを発表しました。
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配分の見直しにより現在羽田空港に就航している6社より、回収対象となる保有発着枠から定率約5%(各社少なくとも1枠)ずつ、計19枠を回収。
画像引用:国土交通省
今回は国内線への増枠がないため、既存の発着枠を航空会社から一部回収し、評価して再配分しており、現在羽田空港に就航している6社に対して16枠を再配分となります。再配分する発着枠は、地方枠(非幹線)に充てることとすることが定められています。
再配分により大手2社が発着枠を減らした一方で、スカイマークが唯一発着枠を増やしたエアラインとなりました。この見直し結果は、2020年夏ダイヤ(3月29日~)以降の発着枠に反映される予定です。
なお競争促進のため、将来羽田空港に新規に参入しようとする航空会社が現れた場合に優先的に配分する「新規参入枠」を新設し、3枠を留保(新規に参入しようとする航空会社が現れるまでの間は、既存航空会社の暫定使用可。)することも発表されています。
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