台湾の遠東航空(ファーイースタン航空)は、導入を予定しているB737MAX型機をキャンセルし、A321型機を新たに導入することを検討していることを明らかにしました。
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同社は当初2019年からB737MAXの初号機を受領し年内に2機体制とし、その後最大11機体制とする計画でしたがB737MAXの運航停止が長引いていることから今回の措置を検討しています。
B737MAXは、MD-80シリーズの後続機として導入し主に国際線に投入する予定でしたが、現在も国際線はMD-80が担当しています。またMD-80シリーズの更新を兼ねてATR機の導入が進められており、2020年を目処に国内線は全て同機による運航とする予定です。
先月にはMD-82が1機退役し、11月と12月にMD-83が3機退役する予定となっており、2022年初旬までには残りの4機が全機退役となる計画です。
画像引用:Far Eastern Air Transport
同社は導入を予定したB737-800の一部塗装が完了しながらも、導入も見送りリース元のエアリースコーポレーションと訴訟沙汰となったこともあり、再びB737シリーズが導入とならない可能性も高まっています。
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