カンタス航空は、国土交通省が発表した日本オーストラリア間のスロット配分を受け、オーストラリア航空当局へ正式に路線申請を行いました。申請内容は以下の通りです。
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【申請路線】2020年3月29日より運航開始
◆羽田~メルボルン 機材:A330 デイリー運航運航
◆羽田~シドニー 機材:A330/B787-9 デイリー運航
2020年夏ダイヤから増枠となる羽田空港昼間時間帯の発着枠においてオーストラリア路線は、日本側企業2往復(ANA1/JAL1) オーストラリア側企業2往復の配分が決定しており、オーストラリア側は企業規模から実質カンタス航空に配分されたものと考えられています。
現在カンタス航空の東京路線は、羽田~シドニー・成田~ブリスベン・成田~メルボルン線がデイリー運航されていますが、これまでの情報からすると、羽田~シドニー線がダブルデイリー化され、成田~メルボルン線が羽田に移管され、成田~ブリスベン線が残留することが予想されます。
カンタス航空CEOのAlan Joyce氏は、現在シドニー線に投入されているB747-400が今後退役を迎えることから、羽田空港へのA380乗り入れを希望していることを明らかにし、実現しない場合は増便で対応することが解決策になるかもしれないとしていたことから、同機の乗り入れは受け入れられなかったことが推測されます。
路線開設は2020年3月29日から有効となり、IATA(国際航空運送協会)へのスケジュール反映に間に合うよう2019年10月31日までに路線を決定する方針であることをオーストラリア航空当局が明らかにしています。
画像引用:Qantas
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