デルタ航空の Ed Bastian CEOは、スカイチームによるアライアンス事業は、成功していないとの見解を示しました。
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同氏は、スカイチームが利用客や加盟エアラインにとって価値のあるものになっていないと考えているとし、デルタ航空は異なるアプローチでネットワーク構築を図るとしています。
これまでアライアンスを脱退するなどの動きは見せていませんが、今後も自社を中心とした独自の戦略で事業展開していくことが予想されています。
デルタ航空は米国内は成熟した市場で大きな成長は見込めないとし、近年海外エアラインに積極的な投資を行っています。現在のところ予定も含めるとアエロメヒコ航空・エールフランスKLM・中国東方航空・ヴァージンアトランティック航空・ゴル航空・大韓航空・アリタリア航空に出資を行っており二国間での関係を強化しています。
日系エアラインを含め、近年アライアンス間を越えたJV(共同事業)を進める傾向が強く、アライアンスの必要性に疑問符を投げかけるアナリストも多いことからデルタ航空を含め、エアライン間の協力関係がどのように変化していくのか注目されます。
参考記事:viewfromthewing
画像引用:Airbus
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