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デルタ航空、B797が開発となれば最大200機導入との意向を表明

デルタ航空のEd Bastian CEOは、B797が開発となれば最大200機を導入する意向であることを明らかにしました。

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同氏はこれまで何度も、ボーイングが開発を検討してるB797(NMA:New Midsize Airplane)の導入する意向を示していましたが、B737MAXの運航停止以降で開発遅れが噂されている現在でも考えに変わりはないようです。

デルタ航空は、現在保有している約200機のB757とB767の後続機として導入したい考えで、ローンチカスタマーになる意欲も示してます。

ライバルのエアバスは、B797に対し対抗できる機種はすでに保有しているとしA321XLR,A330neoの派生型(短距離向け)の開発による既存のシリーズで中型機市場をカバーしたい考えを示しており、今年のパリ航空ショーでは大量受注に成功しました。

同ショーでは、デルタ航空同様に今後B757・B767の後続機の選定を控える米系エアラインの動向に注目が集まりましたが、アメリカン航空からの50機の受注に留まりました。

ボーイングはNMAについて2019年に開発するか否かを決定するとしていましたが、その判断を2020年まで延期する事を明らかにし、開発となれば2025年の納入が予定されていましたが、B797の開発責任者がB737MAXのプログラムへの参加が明らかになったことから開発遅れが噂されています。

現在のところB797はワイドボディ機での開発が有力とされており、A321XLRのようなナローボディに比べ快適性を追求した機体になることが予想されています。なおボーイングは開発を検討している機種をB797とは呼ばずNMAとしていますが、ヨーロッパ市場において『B797』の商標登録を済ませていることが明らかになっています。
参考記事:luchtvaartnieuws
画像引用:Delta Airlines

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