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B737MAXの改修ソフトウェアの安全性について欧州航空安全機関(EASA)が懸念

B737MAXの改修ソフトウェアをめぐり欧州航空安全機関(EASA)が安全性に懸念を示していることが明らかになりました。

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米WSJ紙が報じたもので、現段階では十分に安全性が証明されていないとし承認に難色を示しているようです。予てからEASAはFAAが認可したとしても独自の審査を行う方針であることから、アメリカよりも遅れて運航再開となる見込みとなっていますが欧州での再開は更に時間がかかる可能性がでてきています。

アメリカン航空は運航再開を2020年1月16日を想定してスケジュールを組んでいることを発表しましたが、現状では未だに実機を使った飛行試験が始まっておらず、今月中の飛行試験は難しいとの報道があるのが現状となっており、今後も運航再開時期がずれ込む可能性は十分に残っています。

現状新たな問題などは発生していない模様ですが、サウスウエスト航空のパイロット組合が、同機のパロットが誤った説明を受けたことや、運航停止措置により賃金の減少したことを受け訴訟を起こしたことが明らかになっており、ボーイングは対処すべき問題がまた一つ増えてしまっています。
画像引用:Boeing

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