成田国際空港株式会社は、当空港で国際航空輸送に携わる関係事業者とともにコミュニティを結成し、IATAの提唱する医薬品輸送品質認証「CEIV Pharma」の取得を目指すことを発表しました。
スポンサーリンク
同認証を取得することで、世界基準をクリアした品質の高い医薬品輸送ができる事業者として認められるようになります。この度結成したコミュニティに物流の各段階を担う事業者が参加し、それぞれが同認証を取得することで、成田空港において航空機到着から荷主への貨物の引き渡しまで一貫して高品質なサプライチェーンを提供することが可能となります。
成田空港で取り扱う医薬品の貿易額は、港を含む全国の医薬品貿易額の約半分を占めており、同認証を取得することにより、医薬品貨物の取り扱い品質を向上し、当空港の航空物流拠点化を更に促進するとしています。
なお関西エアポートは2019年6月10日に、日本の空港で初めて同認証を取得しています。
参加企業は以下の通りです。
【航空会社】:全日本空輸株式会社(2017年10月に独自で認証取得済み)・日本貨物航空株式会社
【貨物ハンドリング会社】:国際空港上屋株式会社・株式会社JALカーゴサービス
【フォワーダー】:日本通運株式会社・株式会社阪急阪神エクスプレス・株式会社日立物流バンテックフォワーディング・郵船ロジスティクス株式会社
【陸運事業者】:大隅物流有限会社
現在の予定では、2020年度下期の認証取得を予定しています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク