FSC 航空ニュース

カンタス航空、本日ニューヨーク~シドニー線の試験飛行を実施 約20時間のフライトにパイロット6名体制

カンタス航空は、❝プロジェクトサンライズ❞と名付けた超長距離便となるシドニー~ロンドン・ニューヨーク線の開設へ向けた調査を行う試験飛行を本日ニューヨーク発シドニー線として実施します。

スポンサーリンク


画像引用:Qantas

この試験飛行は、B787-9型機のデリバリーフライトを兼ねて実施されカンタス航空の社員など50名が搭乗し、総所要時間は19時間30分を予定しており飛行距離は16200kmとなります。パイロットは6名体制で試験フライトを実施し4名がローテーションで操縦にあたり2名が客席でスタンバイする予定となっています。

またフライトには医療チームも搭乗し、長時間フライトがクルーや乗客の体に与える影響を調査する予定となっており、路線開設へ向けたデータとして活用される予定となっています。

同社は現在超長距離を運航するにあたり機材を選定している段階となっており、ボーイングはB777X、エアバスはA350-1000ULRを提案することが予想されています。

試験便の運航便名はQF7879となり機材はVH-ZNIとなります。出発時間は現地時間18日21時(日本時間19日10時)を予定しておりフライトレーダー24で追跡が可能となることを同社が告知している。

スポンサーリンク

カンタス航空CEO、長年のボーイフレンドと来月結婚へ

カンタス航空、創立100周年を記念した特別塗装機を公開 サンライズプロジェクトの試験便として投入へ

エアバス、A350-1000ULRを開発へ カンタス航空の20時間フライト向け機材として

ボーイング、B777Xの負荷試験中に起きたドアが吹き飛ぶトラブルが開発スケジュールへの影響は無いと発表

スポンサーリンク