タイ国際航空は、一部メディアで報道された同社の経営危機や今後のアセアン路線縮小報道が事実に反しているとし、今後も事業停止のリスクは無いと断言しました。
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今回のニュースは、幹部レベルでの黒字化へ向けた経営再建の会議において、他社との激しい競争にさらされていることから、更なるコスト削減の必要性がありスタッフがその事を理解し即座に対応する必要性がある事を話しなった内容が、誤解のもと広がった可能性があるとしています。
またアセアン近距離路線となるバンコク/スワンナプーム~ハノイ・ホーチミン・ヤンゴン・プノンペン・ヴィエンチャン線を減便または撤退するといった報道も否定し、計画に無いとしています。
タイ国際航空は、現在も厳しい経営状況が続いており2019年12月期も約300億円以上の最終赤字を見込んでいます。
また経営再建プランとして、乗客に提供するサービスを高め、整備費を抑える目的から約4,500億円を投資し新機材を調達する計画があり一度承認されたものの政府の航空行政の監督者が代わり、ずさんな計画とし白紙化されています。
現在も抜本的な対策が見つかっていないことからタイ国際航空は、暫く厳しい状況が続くことが予想されます。
参考資料・画像引用:Thai Airways
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