タイ国際航空は、2015年に全機退役し現在パタヤのウタパオ空港で保管されてる6機のA340-600を復帰させることを検討していることが明らかになりました。
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今回の同機復帰案は、副運輸大臣のThaworn Sennam氏が未だ売却が進まず維持費用がかさんでいるA340-600の機内を改装した上で長距離線に復帰させるよう提案しているものとされています。※復帰させる機材数についての言及はなし
タイ国際航空は、現在も厳しい経営状況が続いており2019年12月期も約300億円以上の最終赤字を見込んでいます。
経営再建プランとして、乗客に提供するサービスを高め、整備費を抑える目的から約4,500億円を投資し新機材を調達する計画があり一度承認されたものの政府の航空行政の監督者が代わり、ずさんな計画とし白紙化されており、再度経営再建案を練っている状況となっています。
今年7月にはアメリカの貨物エアラインとの間で退役したA340型機を売却する契約が締結される見込みとの報道がありましたが、交渉が決裂したことが明らかになっています。Thaworn Sennam氏は、交渉において何が起きたのかは明らかにしていませんが、A340-500の交渉は交渉を続けるべきだったのコメントを残しています。
以前は新機材の導入でコスト削減を図る計画としていましたが、現監督者の下では再利用を進める方針であるとみられどちらがタイ国際航空の再建に適しているかは賛否両論があります。
画像引用:Thaiairways
参考記事:Fobes
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