米国連邦航空局(FAA)は11日、マレーシア航空当局(CAAM)の安全評価を現在のカテゴリー1からカテゴリー2へ格下げしたことが明らかになりました。
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今回の措置は、CAAMの専門知識の不足、記録管理、検査手順などに問題があることで格下げになったとされており、今後カテゴリー1に格上げされるまでマレーシア国籍のエアラインはアメリカへの新規就航が認められないほか、アメリカのエアラインと相互コードシェアを実施できません。
現在マレーシア国籍エアラインのアメリカまでの路線は、エアアジアXのクアラルンプール～関西経由～ホノルル線のみとなりますが、既存路線に関しては今回の措置は対象外となり影響を与えないため運航は継続となります。しかしながらエアアジアXがA330neoの導入後に関西国際空港からロサンゼルス・サンフランシスコなどのアメリカ西海岸路線に就航する計画については、影響を受ける事が確実となり、今後計画を見直す必要がありそうです。
なおCAAMは、カテゴリー1への早期再昇格を目指すとしており来年中にも再評価するように要請したとしています。
参考記事：Reuters
画像引用：Airbus
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