カンタス航空は、❝プロジェクトサンライズ❞と名付けた超長距離便となるシドニー~ロンドン・ニューヨーク線の開設へ向けた調査を行う試験飛行を、先日のニューヨーク線に続きロンドン線で実施しました。
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画像引用:Qantas
この試験飛行は、B787-9型機のデリバリーフライトを兼ねて実施されカンタス航空の社員などが搭乗して実施されました。今回の試験機には100周年を記念した特別塗装機(VH-ZNJ)が使用され、カンタス航空は明日16日に100周年を迎えます。
総飛行時間は、19時間19分を記録し残燃料6300kg(1時間45分相当)でシドニーへ無事到着しました。フライトはロンドン・ヒースロー空港を出発し、イングランド、オランダ、ドイツ、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、カザフスタン、中国、フィリピン、インドネシアの上空、計11か国を飛行し、ダーウィン近くのオーストラリア沿岸を横断するルートで飛行しました。
なおこのルートは過去に同社がB747に飛行した実績があり今回が2度目となります。
画像引用:Qantas
計3回予定されていた試験飛行は、来月が最終回となり再度ニューヨーク~シドニー間の試験フライトを実施する予定です。また定期便としての開設は、問題がなく進めば2023年となる見込みであると同社は明らかにしています。
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