日本航空は、ジェットスタージャパンの出資比率を50%まで引き上げ単独で筆頭株主となったことが明らかになりました。同社はこれまで議決権ベースで、33.3%を出資していましたが、三菱商事から16.7%を取得し現在50.0%となっています。
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↓ジェットスタージャパンの以前までの出資構成は以下の通りです。↓
◆カンタス航空33.3%・日本航空33.3%・三菱商事16.7%・東京センチュリー16.7%
↓これが最新では以下の構成になります。↓
◇日本航空50.0%・カンタス航空33.3%・東京センチュリー16.7%
今回JALが筆頭株主となったのは、成田を拠点とするジェットスタージャパンと乗り継ぎでの連携を強化することが狙いとみられています。なお航空法による外国人株式保有制限があることから、カンタス航空はこれ以上の出資比率の引き上げを行うことはできません。
来年5月には日本航空が100%出資するジップエアが運航を開始しますが、今後JAL傘下のLCC2社の協力関係にも変化が及んでいくのかが注目されます。
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