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元シンガポール航空機となるA380の解体初号機の解体が完了 作業に11ヵ月

航空機のリサイクル事業を手掛けるTARMAC Aerosaveは、元シンガポール航空のA380の解体初号機の解体作業が完了したことを発表しました。

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画像引用:TARMAC Aerosave

このA380の解体は、約10年間シンガポール航空へリースしていたリース会社のDr. Petersグループと部品の再販を手掛けるVAS Aero ServicesとTARMAC Aerosaveの3社で進められています。

機体の所有者となるDr. Petersグループは、A380の中古部品はそれほど市場に流通していないことから、部品を再販する事業により利益を確保したいとしており、4500万ドルの売り上げを見込んでいます。

対象機の解体は今年の1月から開始され、約11ヵ月をかけ作業が完了しました。機体からは90%の材料が回収され今後スペアパーツなどとして再販され、必要部品以外はスクラップ化が予定されています。なお現在は2機目の解体作業が開始されています。

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