FSC 航空ニュース

香港航空が中国本土の銀行から運転資金を確保 遅延した従業員への給与も本日5日に支払いへ

財務状況が悪化し香港航空当局より警告を受けているいる香港航空は、一定の運転資金を確保したことが明らかになったと現地の星島日報が報じました。

スポンサーリンク

同社の筆頭株主であるHNAグループが、中国開発銀行をメインバンクとし計8つ銀行からそれぞれ5億元、計40億元(約620億円)融資を受ける契約を締結し、香港航空の航空燃料、航空機材、離着陸料、従業員の給与、リース費などに充てることが発表されました。
この発表受け同社は従業員へ対し、遅延していた給料を本日5日に支払うとし、資金が注入され次第通常の運航体制に戻ると社内告知していることが明らかになっています。

香港航空当局(ATLA)は、財務状況が悪化している香港航空に対し12月7日までに一定の資金または新たな投資家を確保できな場合は、運航停止あるいはライセンスの剥奪も有り得ると警告しており7日までに香港航空の今後について何らかの判断を行う予定となっています。
画像引用:Airbus

スポンサーリンク

香港政府、香港航空へ12月7日までに一定の資金を確保するよう指示 資金調達できな場合は運航停止措置も有り得ると警告

香港航空、バンクーバー線の運休を発表し長距離線から撤退へ 事業改善が見込めない場合はライセンス取消の可能性も

香港航空、デモの影響を受けた収入悪化により従業員への給料支払いが遅延

スポンサーリンク