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【続報】ガルーダインドネシア航空の密輸品の所有者は同社CEO インドネシア政府は同CEOを解雇へ

国営ガルーダインドネシア航空が先月受領したA330-900neoの初号機のデリバリーフライトにおいて密輸品が搭載され当局が摘発した事件で、密輸品の所有者は同社CEOのAri Askhara氏であることが明らかになり、インドネシア政府は同CEOを解雇する方針を明らかにしました。

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搭載されていた密輸品は、未申告の高級バイクのハーレーダビッドソンの部品や高級自転車のブロンプトンとなり、同CEOが部下に指示し搭載させていたことがその後の調査で明らかになりました。

エリック・トヒル企業大臣は、臨時株主総会を開き正式に同CEOの解雇の手続きを開始するとしており、引き続き今回の事件に関わった社員が他にいないか徹底的に調査するとしています。
また今回の出来事が落胆させられるものだとし、自身が国のイメージを高める活動をしているが、一部の人間はまだその準備ができていないようだとコメントしています。

トヒル企業大臣は、政治家以外にも実業家として世界的に有名な人物で、イタリアのサッカー名門クラブのインテルのオーナーとなった経歴などがありインドネシアの富豪として知られています。
※画像の密輸品の隣にいる人物がトヒル氏

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