統計 関西国際空港

関西エアポート、2019年度中間連結決算で255億円の純利益を記録 関空の発着回数は年度上期として初の10万回越えで過去最高

関西エアポート株式会社は、2019年4月から2019年9月までの第5期会計年度中間連結決算において、営業収益は1,198億円、営業利益は362億円、経常利益は308億円、中間純利益は255億円を計上したことを発表しました。

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画像引用:関西エアポート

今中間期は韓国、香港路線の需要の落ち込みがありましたが、昨年の台風21号からの反動増に加え、中国をはじめとする他の路線が好調に推移した結果、前年同期と比較すると、営業収益は14%の増加、営業利益は36%の増加となりました。

また、昨年の台風被害にかかる受取保険金を特別損益に計上していることから、中間純利益では122%の大幅な増益となりました。なお、前年同期の営業収益、営業利益には、台風によってそれぞれ82億円、64億円のマイナスの影響がありましたが、これを除いても、増収増益となったとしています。

増収増益においては、韓国方面を除いたすべての方面で国際航空需要が増加したこと、神戸空港の規制緩和の影響もあり国内航空需要が拡大したこと、2018年台風21号による影響による保険金受取により中間純利益は大幅増が起因しています。


画像引用:関西エアポート

また3空港合計の発着回数・旅客数ともに、年度上期として過去最高を記録しており、関西国際空港が旅客数が年度上期として過去最高。総発着回数は年度上期として初めて10万回越えたほか、伊丹空港の旅客数が旅客数が前年比2%増、神戸空港の旅客数が年度上期として過去最高で、前年比6%増となっています。

なお非航空系収入は引き続き中国人購買が堅調に推移。過去最高となる705億円を記録しています。また長距離国際線の新規就航により、ネットワークは継続的に拡充しているとしています。

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