台湾の遠東航空(ファーイースタン航空)は、資金繰りの悪化により2019年12月13日からの運航便を全便運航停止とすることを発表しました。
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既に公式サイトでも運航停止を告知しており、現地では予約した利用者の混乱が広がっています。
2016年のトランスアジア航空(復興航空)の運航停止以降、利用者に対し通告なしに運航停止することを罰する法律が制定されたことから今回遠東航空の対応が該当するのか審議される模様です。
同社は機材更新が遅れ機齢30年近い機体を保有しており、今年に入り保有するマクドネル・ダグラスMD80シリーズの台湾当局が設定している月間飛行時間1350時間を超過する恐れから、多くの欠航便を発生させるなど、ずさんな管理体制が指摘されていました。
なお遠東航空(ファーイースタン航空)が運航停止となる一方で来月からは新たにスターラックス航空が運航を開始する予定となっています。
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