ボーイングは、開発を進める次世代ワイドボディ機のB777Xの初飛行を明日2020年1月23日に行うことを発表しました。
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飛行試験機は、先週格納庫から飛行制御システムのテストを行う燃料ドックへ移動し、飛行試験に備えた最終テストを通過し本日は地上走行テストを行っています。
初飛行当日は、ボーイングのウェブサイトよりライブ中継することが発表されており、以下のリンクから視聴できる予定となっています。
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ボーイングは、当初2019年6月26日に初飛行を行う予定でしたが、エンジンテストの段階でGE9Xエンジンのコンプレッサー(圧縮機)で異常が見つかったことから初飛行を延期し、GE社がエンジンの改修を行い、昨年11月に改修エンジンを再度搭載しました。
B777Xは、燃費性能の向上を追求し翼を拡張したことから現状の空港のスポットには収まらないサイズのため、空港側の施設改修工事の手間を省きエアラインが導入しやすくするために駐機時には翼を折り畳む設計を採用しており、これまでの航空機とは違った姿を目にすることになります。
日本ではANAが20機確定発注し2021年からの受領を予定していますが、開発遅れから受領も当初の予定よりも遅れることが予想されています。
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