ANAホールディングスは、傘下のピーチ向けのA320型機の発注機材の一部をA321LRに発注変更したことを発表しました。
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先日当サイトでお伝えしたように、この変更機材はACF仕様であることが報じられており、ACF(エアバスキャビンフレックス)は、主翼部分の大型非常口を無くし、小型の非常口を設置するなどし座席数をスタンダードのA321neoよりも20席多い1クラス最大240席とすることが可能となっています。
今回ANAの発表では、ピーチ向けに発注したA320neo型機18機(カタログ価格約1,660億円*エンジン価格含めず)の内2機をA321LR(カタログ価格約290億円)に変更とするとしており、2022年度~2023年度の受領を予定しているとしています。
なおピーチアビエーションは、ジェットスタージャパンに続き2020年度内にA321LRを国内2社目として2機の受領を予定しており東南アジアなどの中距離線への進出を計画しています。
今回の変更に際しANAHDは、本件航空機購入に関する変更は、中長期的な事業計画の安定的遂行を可能とするために実施するものであり、2019年10月29日発表の2020年3月期決算に係る業績予想の変更はございません。とコメントを発表しています。
画像引用:Peach Aviation
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