韓国のLCC6社(エアプサン・エアソウル・ジンエアー・イースター航空・チェジュ航空・ティーウェイ航空)は、現在過去最悪の危機に直面しており、自社での再建は困難であるとし韓国政府に資金援助を要請したことが明らかになりました。
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今回の政府への要請は、上記6社の社長が連名で要請したもので、自社での再建へ向けた対策を講じても改善する兆し見えず限界であるとし、資金援助や、政府が提示した空港使用税などの猶予措置ではなく免除を求めています。
また航空産業は、一般の産業とは異なり観光・宿泊・物流などに影響が及ぶ基盤産業であることを強調し、航空産業への支援の重要性を訴えています。
既に韓国政府は、3000億ウォン規模の支援策を発表し各税金の支払いの猶予措置や着陸料の10%の割引を提示していますが、各社対応が不十分としています。イースター航空などは、従業員への給料が満額支払えていないことも報道されており、政府の援助なしに立て直しは不可能な状況にまで事態は悪化しています。
今回の要請を受け、韓国政府がどのような対応をするのか注目されており、このまま対処が行われない場合は倒産にまで至る企業が出ることが予想されます。
参考記事:wikileaks
画像引用:inchon airport
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